公開シンポジウムのノート


公開シンポジウム『地域の特性を活かした都市再生とその展開』
無事終了しました。
司会してたから全部は書けませんでしたが、ノートを整理。
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・松村さん
2003年問題→空きビル→住居へのコンバージョン
(→起こらなかった)
2005年
日本では1000人に10戸の新築
イギリス3.9戸
アメリカ6.8戸
ドイツ 3.9戸
フランス6.4戸
2008年 700万戸のの空き家 13%の空き家率
→豊かさの証し(!)
築浅がほとんど(〜80年 旧耐震)
「ないから建てたい」から「あるけど何とかしたい」へ
例)New York SoHoー軽工業のマチ(今の大阪なら中崎町?)
例)コロンビア/メディジン 監獄のコンバージョン(COMFANA)
貧富の差⇔図書館にリアリティのない日本
日本の問題は?行政の役割は?
         ↓
例)Lower Manhattan office to residence
Wall Streetの場所の意味・価値の変化
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・馬場さん
ハードをどう使ってもらうか→東京R不動産
都市をリサイクル
リノベーションって?→シカゴへ
不動産をアイコンで分類(メディア、website)
タブロイド:ビルはメディアだ!
CET:点(物件)から面(イベント)を7年
地域の不動産価値の上昇
Owner Meets Artist
Creater Meets Community
山形R不動産「使い方/利用」を提案→三沢旅館
マスタープランを描いたとたんに、それは偽りになる
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松村さんの
「空き家の多さ→豊かさの証し」
「図書館にリアリティのない日本」
辺りの言葉にはグッと来るものがありました。
馬場さんは
雑誌「新建築」なんかに見られるような、排他的な建築家業界にはいなかった人。そこを「先生」抜きで成立させちゃった感じでした。経済主導で動けば当たり前の話。現状の日本に必要なのは、「建築の新しい取り組み」よりも「余剰資産のマッチング」ということ。西横堀においては尚更です。