Where you are

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手と家具 − 人とモノとの関係の形
右手にはペン、箸、雑誌、、、
左手は? テーブルに.
Where you are
(何処にいようとも)
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ヒトがモノを持ったとき、それを収める場所が作られる。その原初的な形としてまず“箱”を想起する。モノがあることによってヒトには所有欲やモノへの執着etc.を持つ。その二つ(ヒトとモノ)の関係を表す“収納”の形の可能性を探ったのがこのテーブルである。
そして私にとって何か大事なモノが入っている身近な箱とはタバコのパッケージだった。
1st stage :
実際に手に取る。具体的な所有
2nd stage :
自分の証しを登録する。→箱の上に手形をプリントする。(誰かに合鍵を渡すのと同じような行為)
3rd stage :
箱の中のモノを渇望するとき、箱(収納)はモノと自分を繋ぐ感情の形に変化する。
あなたの手はその手を使う場所としてのテーブルにいつも在る、空虚という痕跡として。そして空間という装置はあなたを痕跡として照射する。あなたがその場にいないとき、その痕跡はvoid(空虚)として残る。

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シナベニア オイルステイン仕上げ
天板:網入りガラス
高さ:450mm
幅 :520mm
奥行:910mm