「西洋人の日本観」の展示什器

奈良県立図書情報館で行われた企画展示「西洋人の日本観」の展示什器を設計しました。

20100508-japanese-gaikan.jpg

幕末から明治にわたって、西洋人が見た「日本」という国を著した書籍を中心とした展示で、中にはジョサイア・コンドルによる生花の本といった興味深い本もありました。会期は2007年からの3年間を3期に分け、毎年3月に開催されました。

時間や予算が限られる中で、他の展示にも転用できる汎用性(つまり耐久性も含むということ)も求められたのですが、そういった制限が形態や材料、配色などデザインの方向を決めてくれました。

場所:奈良県立図書情報館
期間:第1回 2007年3月6日〜29日「西洋人の日本観?−日本に関する本のさまざま」
   第2回 2008年3月11日〜30日「西洋人の日本観?−シーボルトの図書コレクションより−」
   第3回 2009年3月10日〜29日「日本におけるドイツ人の日本観−OAGの業績」
制作:HAUZEN